ー全力疾走したあの日ー
本部長、秘書お疲れ様です。
私が全力疾走したあの日はつい先日。
ポケモンZAが発売する前にどうしてもSwitch2が欲しく、彼女に欲しい欲しいと騒いでいました。
発売が迫り、私は死に物狂いで家電量販店に電話をしまくり殆ど『在庫はなく入荷未定です』との事。
私は半ば諦めモードになりつつ家から1番近い過疎っている電気屋さんに電話をしてみました。
すると『一台ありますよ!』と。
今行くのでお取り置き出来ますか?と聞いたら『早い者勝ちなんです…』
私はボサボサの髪を帽子の中に丸め入れ、部屋着のまま飛び出しました。
距離は1キロ。私は自転車を持っていないので兎に角全速力で走るしかありません。
あの時の私の目はどんな獣よりも恐ろしかったでしょう。
無事到着し、『先ほど電話したものです!』
と喉からじんわり血の味がしながら伝えると
『ありますよー!』
私は無事Switch2でポケモンを遊ぶ事が出来ています。
29歳の体は翌日全身が痛く悲鳴をあげていました。
サイパンのパンダ
男性/30歳/埼玉県/自営・自由業
2025-10-20 14:43

