走った記憶
皆様お疲れ様です。
あれは昭和60年の夏、科学万博つくば'85の出来事。
未来的なパビリオンや展示の数々に心を躍らせていた私、合計4回訪れました。父親から借りたカメラで風景や展示物を写真撮影しておりましたが、最後の機会に「会場の夜景を写真に収めたい」と計画。
会場のマップを確認しつつ、どう回ればよいか思案しておりましたが、結局「どれも素敵だから1周しながら考えればいいじゃん!」という、ほぼノープランな結論に。夕暮れから閉園までの時間を逆算すると、30分ほどでどれだけ撮影できるかのタイムアタックでした。
三脚持ち込みなどは禁止だったはずなので、オートフォーカスのフィルムカメラと、夕闇の撮影でシャッタースピードを抑えるため、当時は高価だったISO800のフィルム24枚撮りをセット、ストロボは使わない手持ち撮影オンリーという、小学生でもシャッターさえ切れればいける! というチャレンジでした。
連れて行ってくれた親戚の叔父に、ここで待っててね!、と当時世界一の大きさだった大観覧車前からスタート。
とにかく走りました。だんだん暗くなる空を背景に浮かび上がるパビリオン、ノープランとは言え、フィルムは24枚しかないのでこれだと思った物を撮影。最後は大観覧車で締めでした。
ワクワクしながら現像に出して、仕上がった写真は・・・やはり息をきらしてシャッターを切ったので1/3ほどはブレていました。
でも、あの光景はこれが未来だという感じで綺麗だったなあ。
なお、昼間にアングル確認のため適当に撮影した大観覧車の写真、よくとれてるからと子供向け雑誌のコンテストに応募したら入賞したのは内緒だ。
名無し修行中
男性/53歳/東京都/会社役員
2025-10-20 15:46

