仕事帰りの全力疾走
先日、地方に住む妹が東京に遊びに来て、数日泊まって帰る日。
その日は私が仕事だったので、夜に東京駅で待ち合わせして鍵を返してもらうことになっていました。
夜、久しぶりの姉妹時間を楽しんで、名残惜しくお見送り。
「またすぐ来なよ〜」なんて言って、爽やかに手を振りながらホームを離れました。
……が、5歩くらい歩いたところで気づきました。
――鍵、返してもらってない。
そこからの私は、もはやオリンピック選手。
人混みを縫い、スーツのまま新幹線のホームを全力疾走!!
「間に合ええぇぇ!!」って、久々に心の声が口に出てました。
結果、発車の5秒前にドアの前で奇跡の再会。
車掌さんに頭を下げながら、息も絶え絶えに鍵を受け取りました。
帰り道、ハァハァしながら思いました。
――小3のあの日も、今も、全力疾走の理由が“しょうもない”。
お魚抱えた家猫
女性/21歳/東京都/会社員
2025-10-20 17:14

