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一等賞になるってのは

徒競走の思い出です。
昔から喘息児童で足の速さはおろか50メートル走るのも辛かったので徒競走は大嫌いな種目でした。
そんな中、祖父が私に言いました。
「遅くたっていいから、笑顔で楽しんで走っておいで」
その言葉を胸に当日私は誰よりも遅かったけれども、誰よりも楽しく笑顔でゴールすることができました。
「やっぱビリだったよ」と照れくささと情けなさで笑って帰ってくる私に祖父は手づくりの勲章をかけてくれました。そこには「じいちゃんの大好きな笑顔を見せてくれてありがとう」と書かれていました。
大勢の一等賞も大事だけれども、自分を見てくれる一人からの一等賞、本当に嬉しかったです。

こぐま工務店

男性/41歳/神奈川県/自営・自由業
2025-10-20 17:50

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