車掌の全力疾走
本部長、秘書、リスナーの皆さま、お疲れさまです。
全力疾走の話。
私が電車の車掌をしていた時のこと。
車掌や運転士などは、毎日バラバラの出勤時間のため、時間には本当に注意しながら生活していますし、遅刻など絶対に許されません。
今から約10年年ほど前のこと。朝6時10分頃の出勤時間で、前日、遠方からの結婚式から帰ってきて、疲れてはいたのですが…「あれ?」と目が覚めたら6時過ぎ。家から職場まで歩いて10分。走れば何とかなるかも…と、着の身着のまま、コンタクトもしないで、全力疾走。途中で足がもつれて転び、靴も脱げましたが、靴を抱えながら靴下で走りました。出勤時間ピッタリに着き、何とかなった〜!と思いきや。制服に着替えていなかったため、アウトで、始末書でした。
鉄道関係は、1秒の遅刻も許されませんので、本当に本当に自分が悪いのですが…。今もう車掌ではありませんが、あの日以来、何度も全力疾走で遅刻する夢をみて、夢か現実か分からず魘されています。一生遅刻の夢を見るんだろうなあ…
すぎちゃん
女性/34歳/長野県/会社員
2025-10-20 18:04

