社員掲示板

全力疾走案件①

皆さんお疲れ様です
今回のテーマが「全力疾走したあの日」ということで、
全力疾走と言う言葉を聞くと
私が必ず思い出す出来事がありますそれは遡ること
43年前の出来事です。
私には3歳の頃から仲良くしていた友人タカヒロ君がいました。その彼とは兄弟のように毎日遊んでいました。タカヒロ君の家族とも仲良くさせていただいていました。小学校の時も4年生から6年生3年同じクラスで過ごしました。タカヒロ君は校内1足が速く勉強もでき、ハンサムで当時あまり流行っていなかったサッカーをしていたのでかなり目立つ存在でありました。私はそんなタカヒロ君が格好良く本当に大好きでした。しかし中学に上がるとクラスが離れ離れになり、慣れない環境での友達作りなどでなかなか交流を持つことができませんでした。私はタカヒロ君の影響でサッカー部に入ることにしました。当然タカヒロ君もサッカー部でしたが、あまり部活に来る事はなく、本来ならレギュラーで活躍できるほどの実力があったにもかかわらず、タカヒロ君の姿を見る事はあまりありませんでした。私は自分の環境が新しいことだらけでただただ前しか向いておらず彼が部活に来てないことにもあまり気づく事はありませんでした。そんなある日、いつものように部活に参加していた時、友人から「あいつ引っ越しちゃうらしいよ!」と突然言われました。驚いた自分は「いつ?ほんとに??」と、慌てて問いただしました。すると友人は「授業が終わったらそのまま駅に向かうと言ってたよ!もうすぐ行ちゃうんじゃない?」自分は「どこに引っ越しちゃうの」と聞くと、友人は「確か名古屋って言ってたよ」その言葉を聞いて、もう会えないかもと瞬時に思い、学校を飛び出して、無我夢中で駅まで走りました。続く

ボブおじさん 2

男性/53歳/埼玉県/自営・自由業
2025-10-20 19:45

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