お弁当を巡る戦い
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です!
お弁当といえば、中学高校は毎日お弁当だったので、母が毎日作ってくれて居たのですが、前日に言い合いした次の日のお弁当は怖い。
ある時には、お弁当箱いっぱいの卵焼きのみ、またある時はご飯だけをぎゅうぎゅうに詰めて海苔でハズレとデコられていたり。
しかし、ある日の夜、それはもういままでで一番の大喧嘩してしまい、"あー明日のお弁当は絶対やばい!"
そう思いながら朝テーブルに置かれて居た弁当箱を黙って持って行き、お昼に蓋を開けると、そこにはエビフライ、グラタン、唐揚げに玉子焼きとまるで遠足で持たせてもらえるような豪華なお弁当が。
あれ?もう何もしなくなったのかな?と思い家に帰ると母が真っ赤な顔をしていました!
"あんたに腹が立ったから私はあんたのお弁当箱に油粘土を入れてたのよ!"だけど弁当箱間違えてあんたに豪華なお弁当持たせて、あたしがお昼に蓋開けたら粘土だったから周りの人たちに笑われたわよ!!
母は腹いせに自分だけは贅沢なおかずを詰めてたはずなのに、間違えて息子である自分に持たせてしまったことで恥の上塗りになってしまい、自分は大爆笑!!
それ以来喧嘩の回数も減った上、お弁当も普通になりました。
弁当箱を開けては、また喧嘩か!と同級生に笑われて恥ずかしい思いを何度もしましたが、最後のお弁当の日、蓋を開けると、そこには、"最後までちゃんとお弁当食べてくれてありがとう。"と母からメモが入っていました。
母子家庭だった自分を女手ひとりで育ててくれて、朝から深夜まで仕事していた母に、お弁当を作り続けてくれたことに感謝しかありません。
が、いまも同窓会では、ハズレ弁当として毎度のようにネタにされていますが。
じゃんぼたこ焼きロボット
男性/44歳/福岡県/たこ焼きのフードトラック店主
2025-10-22 16:24

