社員掲示板

お弁当の思い出

中学生のときのこと。急遽母が入院することになり、それまでほとんど料理経験がなかった父と、お手伝いをサボりまくっていたひとりっこの私とで協力し、学校に持っていくお弁当を作ることに。はじめは根拠のない自信にあふれていた父と私でしたが、チャーハンは黒胡椒を入れすぎて灰色になり、それならほかのおかずで彩りを!とアスパラを茹でてみたら加減が分からずくったくたに煮込んでしまい茶色くなってパニックになったり、それはそれはひどいものでした。いつも作り終わるとシンクは戰(いくさ)の後さながら、散らかりまくっていました。「お母さんてやっぱりすごいね」と父としょんぼり。あれから30年以上経ち父が他界したいま、へっぽこな2人であたふたとお弁当を作ったことはいい思い出です。母はそのときの入院のおかげで、いまも元気です!

アザラ氏

女性/49歳/東京都/自営・自由業
2025-10-22 19:16

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