本日の案件
皆様、お疲れ様です。
名言と聴いて思い出したのは、1954年に公開されたフェデリコ・フェリーニ監督の映画『道』の中のセリフです。
「お前がいつ生まれ死ぬか。人間には分からん。おれには小石が何の役に立つか分からん。何かの役に立つ。これが無益ならすべて無益だ。空の星だって同じだとおれは思う。お前だって、何かの役に立ってる。」
私がこの作品を観たのは、今から5年くらい前のことでした。
なんとなく昔の名作映画を観てみたいと思い、調べていた時、たまたま配信されているのを見つけました。
正直、私には内容が難しくて、わかるようなわからないような…といった感じで観ていたのですが、途中、このセリフが出てきたところで、「なんだこの美しいセリフは!」と一気に引き込まれ、すぐにメモしました。
私は、できないことや苦手なことが、普通の人よりも多くて、そのせいで周りの足を引っ張ってしまったり、役に立てなかったりする時もあって、どうしてこんな人間なんだろう、と辛くなることが昔からありました。
でも、このセリフは、そんなあなたでも、いつかきっと何かの役に立てるよ、と言ってくれているような気がして、メモを見返す度に、励まされています。
デネボラ
男性/26歳/栃木県/事務職
2025-10-30 17:58

