教えて!あなたの奇妙話!案件 〜ふしぎ体験コレクション!
タケト本部長代理、秘書、リスナー社員の皆さまお疲れ様です。
少し不思議で守られた話
これはまだ私が二十歳になりたての頃、とあるマルチ商法的なものに引っ掛かった時の話です。
雑居ビルの事務所で数時間にわたり、巧みな話術で勧誘を受けた私は まんまと洗脳されてしまいました(苦笑)その場で強く契約を勧められましたが、このあとの予定の時間が迫っていたため契約は翌日にして欲しいとお願いすると、だったら少しでも頭金を入れるよう求められ数千円を支払い事務所を後にしました。
事務所が入る雑居ビルを出て交差点で信号待ちをしている間も騙されていることにも気づかず、お恥かしいのですが自分がちょっと大人になった様な気持ちでいました。
信号が青に変わり横断歩道を進むと前方からは高齢の女性がこちらへ渡ってきました。(記憶では70代位の細身の女性でした)横断歩道の真ん中あたりでその女性とすれ違う時です。耳元で「ヤメタホウガイイヨ」と小さいながらもハッキリとした声が聞こえたのです。
「え?」と私が振り返ると、今すれ違ったはずの女性の姿はそこにはありませんでした。見間違い?聞き間違い?かとその時は流してしまったのですが、その後ずっとあの「ヤメタホウガイイヨ」が耳から離れないのです。
「ヤメタホウガイイヨ・・やめたほうがいい?って何を?・・・もしかして契約のこと!?」そこで初めて騙されているのかもしれないと気づくことができたのです。頭金の数千円は失いましたが、翌日お断りの連絡をしことなきを得ました。
あの女性は誰っだったのか。ご先祖様だったのかわかりませんが、今まで私が経験した守ってもらえてると感じた出来事のひとつです。
P.S. タケト本部長代理、12/2の浅草楽しみにしています。「しっ!!」
きゅまらん
女性/48歳/東京都/会社員
2025-11-04 16:51

