一番のピンチ!
本部長、秘書、社員の皆様お疲れさまです。
過去一番ピンチだった時の話です。
何年か前の春に、富士山のふもとにあるキャンプ場へ家族3人で行きました。
天気予報は曇り、気温もそれほど高くありませんでしたが、大きめのテントを新調したので、中で小さな焚き火をしたり、カセットガスを使った暖房器具もあったので快適には過ごせるだろうと思っていました。
昼過ぎにキャンプ場に到着すると、少し風がありながらも晴れたり雪がチラついたりと変わりやすい天気でした。
新しいテントを張り終えて中で炭を起こし、暖まったりしていましが、次第に風が強くなってきました。
あまりにもテントを揺さぶられるので車を風上に移動、それも役に立たないほど、どんどん風は強くなっていきます。
かまぼこ型のテントが「つ」の字のようになってしまい、テントのロープを付ける耳のような部品も千切れ、ポールも折れてしまいます。
さすがに続行は無理だと思い撤収をしようと思いましたが、それもまた困難。
だって炭を起こしてしまっているのです。
風に煽られて倒れかけたテントを中で支えながら「どうする?どうする?どうする?」と声に出して自問。
飲料水を鍋に入れ、そこに炭を入れてなんとか消火。
物が飛ばされながらもなんとかテントや荷物を車に戻し、キャンプ場の端に張られたネット沿いに飛ばされた物をなんとか回収してそのまま帰宅。
新品テントのポールは4本全て折れ、修理代はテントの半額近くにもなるし、息子の心にはトラウマが残りキャンプを嫌がるようにもなってしまうし被害も一番なキャンプでした…
ほげーら
男性/47歳/埼玉県/自営・自由業
2025-11-11 14:44

