本日の案件

本部長、秘書、お疲れ様です。

私が高校に入学した年、校舎が7階建ての新校舎になりました。
公立高校なのにエレベーター付き、新校舎1年目の私達はどこもかしこもピカピカで、綺麗な校舎と共にそれはそれは楽しい3年間を過ごすことができました。

この話がどう野球と関係しているのかと言いますと、この新校舎の建築費用は私が入学する4,5年前に、初めて野球部が夏の甲子園に出場した時に集まった寄付金で作られたという、都市伝説のような話があったからなのです。
昔からある高校なので、ここが出身校だという人が多いということもあり多額の寄付金が集まったけど、甲子園は残念ながら1回戦敗退。
余った寄付金の使い道で校舎を建て替えたらしい、と。

まことしやかにささやかれていましたが、そんな話も忘れかけてた２０代の頃、私は娘を出産し、幼稚園で知り合ったママ友が同じ高校出身の何歳か上の先輩でした。
そしてその方が「あなた達が綺麗な校舎で過ごせたのは、うちらの世代が甲子園に行けたからだからねー！」と言ってきたのです。
そこで初めて、あれは都市伝説じゃなかったんだ…！！と、感動のような感情が湧いたのを覚えています。

毎年、甲子園の時期になると思い出すエピソードです。

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