早くも12月案件 ~師走に課されたミッション
今年もまた、年賀状づくりの季節がやってきました。版画の年賀状を始めてから、もう32年。
振り返れば、上達したとは言えないけれど、その不器用さも含めて自分らしい歩みだったように思います。
近頃は「年賀状終い」をする人も増え、私も迷いながら続けています。
師走の忙しさに版画を彫るのは確かに負担ですが、手を動かすたびに、これまでの年の積み重ねや、送り合ってきた人とのつながりを思い出します。
枚数は半分になったけれど、続けることに意味がある。
版画のインクの匂いとともに、今年もまた新しい年を迎える準備をしている――そんな時間が、私にとっては小さな儀式なのかもしれません。
となりのミヨ
女性/62歳/東京都/専業主婦
2025-12-01 13:53

