怒らないでおじいちゃん
先日上司と取引先に商談をしに行った時のことです。
会社でも期待されていた僕がしてしまった失態です。怒らないで下さい。
応接間に通され、奥からおじいちゃんがコーヒーを運んできていました。しかしそのおじいちゃんが持っているお盆はもうプルップル。
内心大丈夫かなと、心配していたその時です。見事にコーヒーをクラッシュ。
僕は咄嗟にできる男アピールの為、
『おじいちゃん!!!大丈夫ですか?』と資料がビチャビチャになってるのにも関わらずおじいちゃんを心配し、鞄からティッシュを取り出そうとした刹那、
『⚪︎×☆☆▲、あたしゃおばあちゃんだよ!』と激怒しだすのです。
頭の中は真っ白。戦場並みの緊迫感とビチャビチャの机。
今年初の背中から汗さんこんにちわ。ビチャビチャの背中。いっその事頭からコーヒーかけられたいくらい。
後日上司からおじいちゃんと思われたおばあちゃんは取引先の社長の奥さんと聞きました。
出世街道さんさようなら。
もうそんなに怒らないで下さい。
デスソース
男性/36歳/東京都/会社員
2015-06-11 18:14