案件
数年前の誕生日、私は手術のため入院していました。誕生日は術後、熱が出て体がだるいのに、「動け、動け」という指示でとにかくキツく、ヘトヘトでした。
熱と疲労で目がしょぼしょぼしてしまい、スマホを確認する気力もほとんどありませんでした。
しかし、その病院は都会のど真ん中にありました。
夜、窓の外をふと見ると……なんと、病棟からスカイツリーが見えたのです!!!!寝る部屋からスカイツリーが見えるなんて信じられない!
田舎者なので「レストランじゃん!」と、感じました。コロナ禍でお見舞いも禁止だったのでちょっと涙しました。ありがとうスカイツリー。
翌日、熱も少し下がり、ようやくスマホを開いてみると、友人たちからの激励メッセージが届きました。
「手術お疲れ様!」「早く飲み行こうね!」と温かいお祝い。
手術前、私が「スカイツリーが見えるよ」と送った友達からは「私より良い場所で誕生日迎えてるよ、リッチ」と送ってきました(笑)
いろんな意味であの日の誕生日は、人生で一番辛かったけれど、個人的にとても素晴らしい場所で迎える誕生日でした。
今も通院していますが夜は入れないのでもうあの景色は見れません。もう二度と見ないほうが良いかもしれないけど忘れられない景色です。
斎藤ソーダリア
女性/37歳/神奈川県/専業主婦
2025-12-16 19:20

