社員掲示板

中道

自分が20代の頃。
イタリア在住の作家・塩野七生さんが、雑誌『中央公論』の依頼で、時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世にインタビューをした。

法王は革新的な方で「十字軍は間違い」と歴史上、初めてイスラム圏に謝罪した法王であり、平和のために世界中を飛び回り『空飛ぶ法座』と呼ばれた人。

その法王に「雑誌名の『チュウオウコウロン』とはどういう意味か?」と問われた塩野さんは「『右も左もなく真ん中で議論しよう』という意味です」と答えると、猊下は「日本人はそんなことが本当に可能だと思っているのか?」と笑われた、という。

その時はその意味が分からなかったけど今は分かる。

右か左か?など立場によって変わる。

その認識は人の数だけグラデーションがある。極右と極左なら簡単だが、どこが『中央』かなど線が引けるわけがない。

僕は子供の時から昭和天皇が好きだし、今も皇族方々を敬っている。日の丸、君が代に触れるとおごそかな気持ちになる。

父は東京大空襲に遭い、母は広島出身なので、戦争反対の気持ちで大空襲・原爆・終戦の記念日には黙祷する。叔父が3人戦死してるから靖国にも行く。

これが日本人として『ど真ん中』だと思っているけど。左から見ると『ネトウヨ』になるらしい。それは別にかまわない。

しかし、このたび『中道』を自称をする新党が、とりわけ『真ん中』とも思えないんですよ(笑)

おそらく、ほとんどの国民は自分を「右か左か?」なんて意識していない。それをことさら「中道」をアピールする意味あるのだろうか。

「和をもって貴しとす」という、争いを好まない日本人の「なんとなくフワっとしてるうちに上手くいってて欲しい」という心情に『中道』という言葉は心地良いかもしれないが、水面下では『多文化共生』=日本文化破壊の意図があるような気がしてならない。

くれぐれも「結局、フワっと邪魔だけして何も解決しませんでした」になりませんように。

コーギーモモ

男性/59歳/神奈川県/飲食業
2026-01-17 23:30

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。