素敵な思い出
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
今週のテーマが「あったかい話」ということで、私の心の中にずっと大切にしまってある、小学生の頃の冬の思い出を書き込ませてください。
私は昔から走るのが大の苦手で、毎年冬のマラソン大会は地獄のような時間でした。 ある年、冷たい風に吹かれながら、喉をヒリヒリさせ、今にも止まりそうな足取りで「ひーひー」と必死に走っていた時のことです。
後ろから、私が密かに片思いをしていた男の子が、猛スピードで追い抜いてきました。 彼は私の横を通り過ぎる瞬間、ほんの一瞬だけ顔を近づけて、追い越しざまにボソッと、
「頑張れよ」
とだけ囁いて、そのまま風のように私を抜いていったんです。
それは一瞬の出来事でしたが、冷え切っていた私の体と心に、ポッと火が灯ったような感覚でした。あんなに辛かったはずのマラソンなのに、その言葉だけで力が湧いてきて、最後まで走り切ることができたんです。
大人になった今でも、仕事で行き詰まって「もう無理かも…」と弱気になった時、ふとあの冬の日の「頑張れよ」という低い声を思い出します。 私にとって、あれは人生で一番あったかくて、最強の魔法の言葉です。
あいちゃむ
女性/21歳/東京都/会社員
2026-02-01 22:31

