社員掲示板

本日の案件~宝物のあったかい500円玉

本部長、秘書、リスナー社員の皆さま、お疲れさまです。
本日の案件に心が動き、初めてメッセージを送ります。
今から10年前の話。バイト先の神楽坂へ向かう途中、新宿駅でお財布を忘れたことに気付きました。
PASMOに入ってた金額が111円、ポケットに入っていた所持金が220円…全く足りない…そこで新宿〜高田馬場まで歩くことに。しかし、当時の私はポンコツな方向音痴。小さな路地や行き止まりに右往左往、やっとのことで新大久保駅に到着。「高田馬場駅までは、この道を真っ直ぐ行けば着くはずだけど」…やっぱり自信が持てず。
そこで、向かいから歩いて来た50代半ばくらいの女性に声を掛けました。女性はすっと私と反対側へ日傘を傾け、ニコッと微笑んでくれました。
「お忙しいところ、すみません。ちょっと教えていただきたいのですが、高田馬場駅へ行くには、この道を真っ直ぐ行けば着けますか?」
「えっ、歩くの?!確かにこの道を真っ直ぐだけど一駅あるよ?!」と驚きを隠せないご様子。
「実は…」と事情を話したら、それまでの笑顔から一変、真剣な眼差しを私に向け、
「これで足りる?」とおもむろにお財布から500円玉を取り出したのです。
「そんな、そんな!!そういうつもりでお話ししたわけじゃないですから。」と拒むと
「いや、私も助けられたことあるし…。しっかり気をつけて行くのよ。」と、女性は柔らかさと励ましの両面を持つ温かな笑顔とともに、私の手のひらに500円玉をそっとのせて、颯爽と歩き出して行かれました。
思いがけない突然のご厚意で、パニック状態・思考停止してしまい、お名前やご住所を聞けず、きちんとお礼を伝えることもままならず。その軽やかな身のこなしに、私はただただその女性の後ろ姿に深く一礼することで精一杯でした。私はそのあったかい500円玉を握りしめ、高田馬場駅まで涙を堪えながら歩きました。
あの日、私を助けてくださった女性の方、本当にありがとうございました!ご厚意でくださったのに使えなくてすみませんでした。私も困っている人がいたら、貴女のような最大級の優しさと温かさで人を包む、あったかい人になります。そして500円玉はずっと私の宝物です。

プルヤと友達になりたいSANA

女性/44歳/東京都/専業主婦
2026-02-02 16:00

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