シール・ステッカー案件
高校まで剣道をやっていました。当時、試合会場で防具に家紋を入れている人を見かけることがあり、家紋入りの防具をつけている人を見るたびに「武士みたいでかっこいいなぁ」と思っていました。
家紋入り防具に買い替えるにはそれなりのお金が必要になるので諦めていたところ、防具用の家紋シールというものがあることを知りました。
両親から我が家の家紋を聞き、剣道の防具専門店にすぐにシールを買いに行きました。家紋シールは多種多様で似たような模様でも右巻き、左巻きや上がってたり、下がっていたりと細かいところが違っていて見ていて面白かったです。
我が家の家紋を無事に買い終え、家でいざ、防具に貼ろうと思っとき、ふと思いました。「まだまだ未熟な私が家紋を貼り、堂々と試合会場に立ってしまってもいいものか」と。
自分に自信があれば、何の迷いなく貼れていたかもしれませんが、当時の私は絶賛、スランプ中でそんな状況が家紋を貼って武士を気取りたいという気持ちに逃げているのではないか、と思ってしまったのです。
悩みに悩んだすえに、「本当にやるべきことは家紋を貼ることではなく、稽古に勤しむことだ!!」と思い、家紋シールを防具に貼るのはやめました!!
せっかく買った家紋シールは当時使っていたガラケーの裏に貼り、稽古をさぼりたい、今日は遊びに行きたいと思ったときはその家紋シールを見て、自分を戒めながら部活を頑張りました。
グッダイマイト
男性/42歳/東京都/会社員
2026-02-24 15:27

