社員掲示板

ばーちゃん

ワタシの父は10人兄弟、9番目の男児でした。

弟である10番目のおじさんもいるわけだが(笑)
やはり『家督』にとって大事なのは長男・次男で、9番10番あたりはもうどうでも良い予備役みたいなもの。祖母は没落した良家の長女で、婿をとり家督を継いだ女傑だったから、なおさら跡継ぎを大事にしたのでしょう。

東京大空襲の時に父は、防空壕に避難する途中で祖母から「仏壇の位牌を忘れたから取ってきて」と言われて、危うく死にかけた、という話は以前、ここにも書きました。

父は「今にして思えば、位牌なんか何回でも作りゃいいだろ。息子の方を心配しろよ」と笑いながら話していた。

ばーちゃんも別に息子が粗末なわけもなかっただろうが、長男、次男、三男は徴兵されて戦死。かなりショックな中で4〜5人の子を抱え、右往左往したのでしょう。

結局、戦後に家督を継いだ四男おじさんの嫁とはソリが合わず、五男のおじさんはアル中のフーテンだったので、うちの父が祖母と同居することになったのだが。

祖母が来た初日に、母は祖母に言われたそうです。
曰く「私は10人の子を産み、育てた。上の3人はお国に取られた。もう子育てはたくさんだ。なので孫の面倒は一切見ない。私を置いて夫婦だけで外出するのはかまわないが、必ず子供たちも連れて行くように」と。

まぁ、何だかんだ、普段 孫にはとても優しいばーちゃんではありましたよ(笑)

ばーちゃんの人生を思う時。ほんの数十年前まで日本はかように「子供の命ほど安いものはない」国だったのだな、と思う。

医療が未発達で、戦争もあり、地方では貴重な労働力だったり、子供が無事に大人になることも困難だった。1/3や半分はシヌことを前提に子だくさんが奨励されたのだろう。ばーちゃんは女性として時代と闘ったんじゃないかと思います。

『#ママ、戦争止めてくるわ』

やっぱ、なんかちょっとズレてる気がする。

日本は80年平和を続けてこられたが、世界にはまだまだ「子供の命ほど安いものはない」国もたくさんある。そして日本も世界も新しいフェーズに入りつつあります。

コーギーモモ

男性/59歳/神奈川県/飲食業
2026-03-06 23:34

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