あの時のバクバクは唯一無二
みなさまお疲れ様です。
落ち着いているとよく言われます。最高に心臓がバクバクしたのは、高校生の頃のこと。
当時、体育祭をきっかけに2つ上の先輩と仲良くなりました。告白したりはないけれど、毎日メールをしたり、示し合わせて朝早く登校して渡り廊下でずっとおしゃべりしたり。
ただ高1男子と高3女子、時間も場所も確保できません。
そんな中、大学が決まった先輩が原宿に行きたいと言い出し、初めて出かけることになりました。
通学が被るのは駅までのため、2人で電車に乗るだけでも隣に先輩が立ってるだけでも初体験。
少し離れてしゃべっていたのに、徐々に車内が混んできて、あと少しで僕の手と先輩の手がふれそうな距離になり。
これはチャンスでは?と気付いた僕は、数ミリずつ先輩の手に手を伸ばしていきました。この時の僕の心臓といったら!!!
そして。
先輩の手の甲と僕の手の甲が触れ、重なりました。その後また電車が揺れたので、僕はさらに勇気を出して「掴まったら?」と声をかけ。
すると、先輩は僕の上着のはじっこを、ちょこんと指で掴むではないですか。
この時の僕の心臓といったら!!!!!
世の中にこんなに可愛い仕草ってある?!って思いました。
そんな先輩も、今では僕の、といった続きはありません。
ですがあの時の心臓は、どんな恋にも仕事のプレッシャーにも負けず、今でも最高にバクバクした思い出です。
琥珀糖(こはくとう)
男性/38歳/埼玉県/会社員
2026-04-09 17:50

