案件
以前、休職を経て退職をしたときのこと。それを父に勇気を出して伝えると、「おう、お疲れ様。ちゃんと年金とかの手続きするんやで。」とだけ伝えて去って行きました。父らしいなぁと部屋に戻り、数時間後にキッチンでお茶を飲もうと冷蔵庫を開けると、そこにはケーキの箱が。
父にこれは?と聞くと、「ん、“卒業”祝い。ま、退職だから安物ね。高いのはいいご縁があったら。」と私に背中を向けて言ってくれました。
退職を「卒業」と表現したのは笑ってしまいましたが、あの時食べたショートケーキは、クリームたっぷりでいちごも甘くて美味しい忘れられません。そして迎えた退職日当日、会社に向かう際に聴いたSMAPの「ありがとう」で思わず大号泣したことは忘れられません。社会人としてまだまだ安心させられる大人になれてはいないけど、そんな私をいつだって優しく見守ってくれてありがとう。自分らしくまた頑張るね。
和室の畳
女性/27歳/神奈川県/-
2026-06-30 16:45

