チルいイベント
お疲れ様です。
前の職場にいたチルい先輩が、チルいイベントに誘ってくれたことがありました。
『チルい』とは、落ち着く、ゆったりする、といった意味で、生き急いでいる僕にとっては真逆を行くイベントでした。
新木場にある夢の島マリーナという所で催された、なんちゃらかんちゃらというイベントの会場には、開放的なデッキにソファーや椅子、低いテーブルが置かれ、ゆったりした音楽が流れていました。
そこでくつろぎなからお酒を飲み、ただただ時間を忘れて音楽を楽しむというものでした。
気が短く、良くも悪くもせかせかと動き、
『次、気がついたときは棺桶の中だと思って生きろ』と自分に言い聞かせてきました。
そんな僕の価値観をぶっ壊すべく、先輩は、このイベントに誘ってくれたのでしょう。
目まぐるしく流れていく大人の日常。生き急いでいる僕に、粋な先輩は、もう一つの価値観を与えてくれました。
何もしない時間というのが、どれだけ豊かであることか。ハッとしました。
骨や内臓を振動させる重低音を感じながら、茜色に染まる東京の空を、何も考えずに眺める時間。
この時間に、意味なんて無くてもいいんだ。そう思いました。
先輩、ありがとうございました。
また雨の日にキャンプ、行きましょうね。
北岳に来ただけ
男性/38歳/東京都/会社員
2026-07-01 15:20

