恋愛甲子園
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
恋愛甲子園というテーマを聞いて、胸の奥に閉じ込めていた苦い思い出が蘇ったのでメールしました。
私の恋愛甲子園のピークは、高校3年の夏、全国大会の出場権をかけた県大会の決勝戦でした。
当時サッカー部だった私には、密かに想いを寄せる同じ学年のマネージャーがいました。しかし、我が部は伝統の部内恋愛禁止。気持ちを抑えて練習に打ち込んでいた私は、この決勝戦で勝って全国を決めたら、試合後に彼女へ告白しようと心に決めてピッチに立ちました。
試合は両者譲らず同点のまま延長戦も終了し、勝敗はPK戦へともつれ込みました。
そして5人目のキッカーとして指名されたのが私でした。外せば敗退という極限の場面、緊張感のなか、放ったシュートは無情にもゴール左のポストを直撃。そのまま試合終了の笛が鳴り、私たちの全国大会出場の夢は終わりました。
ショックと罪悪感で泣きじゃくり、ベンチから立ち上がれない私のもとへ、彼女がそっとスポーツタオルを頭からかけてくれました。
泣き顔を見られた恥ずかしさと、自分のミスで負けた申し訳なさで、用意していた告白の言葉は喉の奥で消えてしまいました。
結局、そのまま気持ちを伝えることなく卒業し、41歳になった今でも「あのときPKを決めていたらどうなっていたのだろう」と、甘酸っぱい後悔として残っています。
イエローイーグル
男性/41歳/埼玉県/会社員
2026-08-25 17:46

