社員掲示板

やっちまった甲子園

やしろ本部長、浜崎秘書、リスナー社員の皆さま、お疲れさまです!

現在は離職中の私の最後の仕事が、酒販店(しゅはんてん)の店長代理で、店内のお酒を除く食品全体の仕入れと在庫管理を任されていました。

ある日、商品棚にあったはずの小豆が売れて欠品しているのに気付きました。
滅多に売れるものではないので、バラで3個くらい発注すればいいかと思い、注文書にそう書いてFAXで市場に送りました。
…のはずでした。

翌日、うちの店に停まった本店からの集配トラックから、大量の小豆が荷下ろしされました。
そこに付いていた、私がFAXで送った注文書の控えを見て、身が凍りつきました。
私が小豆の発注単位を間違えて「3個」となる所を「3B(ボール)」と記載していたのです。
この小豆の1Bは36個ですから、108個の小豆が届いたのです。
食品なので、返品は出来ません…。

すぐさま店長に報告して、他の支店全店に一斉メールを出して「小豆を拾ってくれませんか?」と呼びかけましたが、1個400円超え。現代の食生活にそんなに小豆そのものが小売で売れることもなし。
会社は小さな有限会社で、店舗数もさほど多くはありません。

うちのお店では、店長がお酒の仕入れと在庫管理、私が食品全体の仕入れと在庫管理を完全に分業していたので、お互いがそのミスに気づけることがないのも仕方がないし、実にアナログな手書きの紙をFAXで発注するので、異常発注を未然に防ぐアラートのような機能もありません。
ことの重大さは私がいちばん良く分かっているはず、ということで、店長から厳しいお叱りを受けることはありませんでした。

それから2か月後、会社が店舗数の縮小を決めて、正社員の人員削減の整理解雇に踏み切りました。そのリストに私も入っていました。
本社の取締役も、経理部長も、うちのお店に来て誰一人「小豆」の単語を口にすることはありませんでしたが、私の店舗に売れ残った86個の小豆の行方を最後まで見届けることなしに、私はお店を退職しました。

【今日は17時〜20時まで、どの時間帯でも電話にすぐ出られます。お電話お待ちしております】

-TSUBASA-

男性/55歳/神奈川県/療養中
2026-08-27 07:54

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