休憩室ノート3冊目-3
『哲学の誤配』(東浩紀):同氏が『存在論的、郵便的ージャック・デリダについて』よりテーマとしている「誤配」と東日本大震災以降、同氏が注目している「観光」がテーマ。ここでいう「誤配」とは、「誤読や誤解とは違う自由さ:予想外や無駄から展開される思考の広がり」を指す。
『一般意志2.0』、『ゲンロン0観光客の哲学』の韓国語版翻訳者安天(アンチョン)氏との対談形式で本書は進められる。個人的にではあるが、東が韓国で「サブカルチャーの批評家」と捉えられたのも誤配と言えるだろう。
また、中国で東氏が行った講演、「データベース的動物は政治的動物になりうるか」も掲載。こちらは政治と公共性について、ポストモダンの考えを補強する形となっている。
ダブルオーライザー
男性/31歳/埼玉県/公務員
2026-09-06 15:11

