全日本サンキューちゃん大賞案件 〜こっそり、ひっそり名脇役アワード〜
私が全力でサンキューを言いたい「名脇役」は、お弁当のすき間に入っている「きゅうりのキューちゃん」と「卵焼き」です。高校生の3年間、母は反抗期でロクに口もきかない私のために、毎日お弁当を作ってくれました。生意気だった私は、彩りのおしゃれなお弁当に憧れて「毎日茶色いおかずばっかりで地味だな」なんて文句を言ったこともあります。ですが、部活でヘトヘトになった日の昼休み、お弁当箱を開けると、そこにはいつもと変わらない安心する卵焼きと、ご飯の横にちょこんと添えられたキューちゃんがいました。一口食べると、なんだかトゲトゲした気持ちがスーッと消えて、「午後も頑張ろう」と思えたのを覚えています。大学生になり、初めて自分でお弁当を作ったとき、あの茶色い安心感を出すのがどれだけ大変か、そして母がどんな思いで毎朝早起きしてくれていたのかを痛感しました。派手さは無いけれど、私の青春の真ん中で、お腹と心をこっそり満たし続けてくれたキューちゃんと、それを詰めてくれたお母さん。あの時は言えなかったけれど、心から、サンキューちゃんです!
レインボースター
男性/50歳/群馬県/会社員
2026-09-08 18:03

