『彼は秘密の女ともだち』を鑑賞
タイトルからお察しの通り女装した男性と女性の物語。「自分らしく生きる」ということを軸にフランス映画感に溢れた作品。親友を亡くし、悲しみに打ちひしがれるヒロインのクレールはある日残された親友の夫ダヴィットと生後まもない娘の様子を見に行くとそこには女装して娘をあやすダヴィットの姿が。娘には母親が必要という理由からなのだが、ダヴィットは新しい世界を広げていく。クレールも最初は戸惑っていたが女装したダヴィットに『ヴィルジニア』という名を付け二人で過ごす時間を楽しむように。女装したダヴィットの心の動きは整理できるが、クレールの心情は複雑、友情なのか愛情なのか。女装したダヴィットは亡き親友の夫、クレールも人妻、それに自分の夫に愛情を無くしたわけではなさそう。女装したダヴィットの向こうに亡き親友を見ていたのかな。女性の意見を聞いてみたいです。
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2015-08-09 21:00