映画『ぼくらの家路』を鑑賞
母親を探し求めベルリンの街をさまよう3日間、その果てにある切ない決断を下すまでの物語。主人公の少年ジャック(10歳)は母と6歳の弟と暮らしていた。母親は親としての責任を負うにはあまりに幼い感じ、たが子供に対する愛情はあるのは冒頭で感じられる、そんな親だからなのかジャックは結構しっかりしていて弟の面倒をよくみるし不幸である感じもない。だがある失敗がきっかけとなり生活は一変、ジャックは施設に弟は母の友人宅に預けられる、迎えに来るはずの週末に母親は来ず不安に押し潰されそうなジャックは施設を脱走し母親を探し求める3日間に入っていく。子供は親を選べない、その子にとってはどんな親でも大事な親なのです。だからこそどんなに過酷な現実の中でも親を求めたのでしょう。少年が大人への階段を登った瞬間までを描いたがこれほどまでに胸を締め付ける成長の瞬間はなかった。
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2015-09-21 23:38