閉館したホテルの畳を運んだ。
和・洋・中の集成とも言えるその佇まいからは『激動の昭和』の匂いがした。畳を荷台に積み込む。小まめに交換していたのだろう、マスクと顔の隙間から畳の匂いが入り込んできた。こんな形であっても、この瞬間に立ち会えた事を光栄に思えた。終生忘れることはないだろう。埃が目に入った。積み込みを終えトラックに乗り込む。しばらく走った時、目に入った埃が邪魔に思えた。目薬を取ろうと走りながら寝台に置いたバッグをまさぐる。信号待ちの瞬間、おもむろに上を向き目薬を目の上に運んだ。と、おもいきや、修正液だった。
みっく。
男性/46歳/千葉県/アホだけど良いオトコをめざしちゃうハッピーなドライバー略してアホ
2015-09-25 22:23