名言だと思います。

私が高校生の時、本屋で漫画を見ていた時のことです。
黒のブックカバーにピンクの文字で「虹ヶ原ホログラフ」と書かれてあるのが目に留まり、手にとってみると、帯コメントのところに
「卑怯者の君へ、怠け者の君へ、嘘つきの君へ、臆病者の君へ、おまえはいらん」
とありました。その言葉はまるで自分を見透かされ、突きつけられているようで、ドキリとし、買って読んでみました。
その漫画は、人間の生々しさや不道徳的な部分が描かれてある内容なのですが、ラストのシーンで
「たとえ世の中がどんなに不毛だとしても、強い意志を持ちなさい。君の人生の行き先は、君が決めていいんだよ」
というセリフがあるのです。
卑怯者で怠け者で嘘つきで臆病者の私は、その言葉に救われました。

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