まさかの勘違い

まさかの勘違いをし「哀」です
会社の飲み会でちょうど私の斜め向かいに座っていた彼が私の片想いのカレ！ちょっと悪戯心に火が付いてしまい、テーブルの下で
自分の右足で、彼の足をツンツンしてみました。でも彼は表情ひとつ変えずに、隣の部長と談笑中。
さらに私は、彼の太腿あたりのお肉を何度もムニュムニュしてあげました。それでも彼は表情一つ変えない。こいつは手ごわいと思ったその瞬間、彼から私の足にツンツン返しが来たのです。もうウッソーという感じで、私もツンツン、彼もツンツン、私は顔が真っ赤なのに
彼は本当にクール。そしてその次の日、会社に出勤するとツンツンの彼は普段と変わらないクールな態度。
だけど変に馴れ馴れしくしてくる部長。デレ～っとした表情で「いやいや」と言いながらはずかしように頭をかいたり、
そして昼休み、その部長から「君が私にそんなに好意を持っていたなんて知らなかったよ。」
そっと耳打ちされたのです。それで気づきました。ツンツンの相手は部長だったようです。
上司の部長だけにはっきり「間違えました」となかなか言い出せず、何とかやんわり真実を伝えようとタイミングを見つけるのに苦労しました。

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