人として最低②
帰りに、坂道で車が滑って登れなくなりました。すると、同じく登れなくて止まっていた前の車の男の人が車を押してくれ、なんとか坂を登りきることができました。しかし、その後の急な上り坂でまた車が登れなくなり、今度こそ車中泊を覚悟しましたが、会社の先輩からタイヤチェーンを借りていたことを思い出し、それをはめてまた坂を登ることができました。その坂には、同じく登れなくて止まっていた車がありました。どうやらバッテリーがあがってしまったようで、その車の人は路頭に迷っていました。僕は、その状況を知りながら、さっさと走り去ってしまいました。バッテリーは直せなくても、大丈夫ですか?と声をかけることくらいはできたはずです。今日、多くの人の優しさに触れたのに、それを他の人に表すことができなかったのです。僕は人として最低です。今もその人はエンジンもかからない車の中で助けを待っているかもしれません。
グレンフィディック
男性/35歳/神奈川県/会社員
2014-02-14 23:15