中学生の時の話
当時は茨城に住んでいたんだけど、自分の性格と見た目から、学年の殆どから邪魔者扱いされていた自分。学校に来るのも嫌いだった。仲の良い友達も少なく、居づらい空間の中で友達にも八つ当たりしたりする毎日。だから、進路では迷わず誰も行かない県外へ、親が通っていた東京の学校へ行く事を誓った。それからは苦手な面接の猛特訓。そして、学年で一番最初に桜を咲かせた。卒業式は涙なんて出なかった。逆に嬉しかった。ただ目付きが怖いだけで避けられる苦痛から解放された。だから、高校生活は思い切り楽しんだ。高校では親友も出来た。嬉しかった。どんなどん底でも、いつかはプラスに変われるって解って、自信にも繋がった。この決断は間違ってなかったって思う。逆に、中学の同級生に感謝したい。変わる切っ掛けをくれて有難う。今は東京で元気に暮らしてるよ。
楓希
女性/38歳/東京都/鬱 / ふき / SRC退職 / 普通の妖怪に戻りたい
2014-03-05 23:07