週末特別案件、3.11あの日の私
あの日、職場で地震にあい、電話が通じず家族の安否もわからずパソコンで情報を集めてもはっきりしたことはわからず電車が止まっている事がわかり、徒歩帰宅を覚悟して会社を出ました。人の流れはいつもと変わらない様子だったのがバス乗り場は溢れる人!タクシーも無く30分ほど回りの様子を見て徒歩帰宅の決心をして歩き出しました。騒ぎ出す人はおらず、まだ、他人と情報を共有するほどの危機感は発生していない時でしたが、みんな一緒をしていたら人に呑まれて危ない、とは充分想定出来る人の数でした。6kmの道のりを歩くのにパンプスでは難しいだろうと職場のサンダルを履いてそれも途中でクッションがわりにハンカチやテッシュを挟みながら歩き、途中の公衆電話でやっと家に連絡が出来2時間半をかけて帰宅しました。途中で見た、関越入り口の閉鎖!音の無い高速の不気味さ。灯りのある自販機のありがたさ。暖かいお茶を飲むことでまた歩けたこと。多くの人が歩いている側の目白通りでは、危険があるかもと反対の人の少ない道を歩き、自転車屋さんに飛び込んで買い物をしている人をみたり、レンタカーを借り出している人がいたり、とそれぞれが惑いながら家へと向かう姿が印象的です。
ケーキ
女性/61歳/東京都/ベテラン主婦!
2014-03-08 12:18