幸せ者な自分。
福島県では今、震災関連の特別番組がテレビで放送されています。 記憶が正しければ、特番を組んでテレビ放送がされているのは去年ぶりだと思います。 地元のテレビ局・ラジオ局・新聞社は、毎日毎日、福島県に住んでいる・住んでいた人、もしくは、福島県とかかわりのある人のことを報じます。 その人がどんな環境で暮らしているのか、どんなことを思っているのか、これからどうなってほしいのか…。 最近、そういう話を見て、聞いて、涙を流すことが極端に多くなりました。 毎日、テレビだけでなく、ラジオや新聞など、地元のさまざまなメディアを通じていろんな苦しみ・怒り・悩みを受け取っている自分の心が悲鳴をあげ始めたのかもしれないですね。 でも、こんなことがあったとしても、こうやって福島県で毎日生活できているというのは幸せなことだなと思っています。 どんな理由であれ、福島県から避難することを選択した人は、こういったことでさえ、自分から情報を得ようとしないと得られないのですから。 嫌になるほど情報がたくさん手に入れられる今の環境…。 こういう環境を考えれば、自分はまだ幸せ者なんだと思います。
おクン
男性/33歳/福島県/団体職員→出版業(情報更新!)
2014-03-08 16:36