3年前のあの日
3年前のあの日も僕は原稿にかかり切りでした。ちょうど自宅ではハクビシン駆除の作業員さんが、床下や天井裏に入りハクビシンの出入り口となる壁の隙間をふさぐ作業をしていて、電動工具の音や金槌の音と軽い振動を感じながらノートパソコンで執筆していたことを覚えています。「作業の振動がやけに強くなったな?」と思った途端に大きな揺れ。ノートパソコンをもったまま寝室で昼寝をしていた娘2人を両脇に抱え、妻といっしょに家から飛び出しました。害獣駆除の作業員さんもあわてて出てきました(狭い床下や天井裏での地震はさぞ怖かったことでしょう)。一安心して部屋に入ったらまた大きな揺れ。子供たちはわけがわからず「もうお外に行きたくない!」とグズリはじめました。つけっぱなしのテレビでは、この世の物とは思えない津波の状況。今にして思えば「東京で何を大げさな」という気にもなりますが、あのときは更なる地震が心配で、妻と娘を寝かした後、寝ずに朝を待ちました。(続きます)
すいよう西田
男性/52歳/東京都/フリーライター
2014-03-09 23:54