帰ってきたスカロケ小説第五話
そして、カリンたちはキレイな泉にたどり着いた。
「・・・スカロケの世界へ来る夢をみたんですよ。それがヤケにリアルだったのでここに来ちゃいました」
さちべえ2はカリンたちに語った。
「夢かー。スカロケの世界へ来て次はどうなってます?」
「それが・・・」
[誰じゃ?泉の水を騒がしたのは?]
「これなぁに?頭の中に響く!もしかしたらテレパシー?」
アリアが小さな耳を抑えて言う。
「ごめんなさい。私の自転車のせいかしら?」
さちべえ2たちが辺りを見回すと、泉のほとりに一匹のチワワを見つけ出した。
チワワだ!
カリンたちが思ったとたん!
[ワシはチワワとかいう犬ではない。宇宙犬ちわゎんだ]
「「「ちわゎん?!」」」
カリンたちが驚きの声を揃えてあげた。
カリン
女性/60歳/埼玉県/小説家見習い「帰って来たスカロケ小説」更新中
2015-10-07 19:22