映画『岸辺の旅』を観賞

三年前に失踪し突然帰ってきた夫は、自分がすでにこの世にいないことを告げる。そして、妻の元に戻るため長い旅をしてきたと言い、その旅で訪れたきれいな場所を妻と訪れたいと妻を旅に誘う。この旅は二人にとっても必要であり、大切な時間となる。死者にとっては感謝と赦しを求めるため、生きているものにとっては失った時を取り戻すためにそして、見送るために。
作品は二人の愛を誠実さと繊細さをもって伝えていく、旅も終わりに近づきその時が待っているがこのままずっとそばにいたいという純粋な思いが胸を締め付ける。

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