悪人
映画、見た。前半だけだけど。すごい考えさせられた。人間はどんな人でも欲があって、優しさを持っていて、心の底に「悪」を持っていて、それぞれ、心に傷を負っている。だけど、お互いの傷を理解しようとしない。前半だけでも登場人物全員に、人としてどうか、と思う行動が見られた。もちろん、殺した犯人にも。陰湿な悪口を言う者、暴力を振るう者、暴言を吐く者、性交で欲求を満たそうとする者。みんなそれぞれ。「悪の部分」と取るか、「人間らしい不器用さ」と取るか、また別のものと取るか。どれとも取れる。「犯罪」の理念があるから人は「罪人」と捉えるけれど、そう考えると、もう少し代わりとなる言葉は見つかるはずだ。
にがつマカロン
女性/27歳/神奈川県/無職
2014-04-06 23:21