映画『ボクは坊さん』を観賞

本作品は愛媛県の栄福寺で住職をされている白川密成さんご自身の日常を綴った同タイトルの著書を元に製作した映画です。
僧侶の日常を描きつつ重点となるのは一僧侶の成長というより一人の人間の成長、喜劇的な面を交えつつ人生の歩みのなかで起こる苦しみや悩み、悲しみを主人公は自分で切り開いたり、時には周囲の人々の支えにより乗り越え人間として成長していきます。
設定が仏門に入った方の話なので仏の教えも作品内にちりばめられているが私たちに遠い世界を感じさせず身近な物語として観賞出来るように作られています。
エンディングの奇跡の予感が観賞者を暖かい余暇に包む秋が深まってきた今にぴったりの作品でした。

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