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映画『エール』を鑑賞

舞台はフランスの田舎町、ここで酪農を営む主人公ポーラの一家は父母と弟の四人家族、そして、ポーラ以外は耳が不自由なのでポーラの役割は多岐に渡る。
そんな忙しい日常の中でポーラは通っている学校で気になる男子がいるコーラスクラスに入る、不純な動機で入ったコーラスで自身の才能に気付いていき、パリでプロになる夢を抱くようになる。
しかし、夢を追うことは家族との別れを意味するためポーラは悩むことになり、家族にとっても唯一耳が聴こえるポーラがいなくなる可能性を知って不安になっていく。。
作品はファミリードラマでもあり、夢を追う巣立ちの勇気を描いた作品でもあり、音楽映画としても楽しめる。
そしてハンデに関しても生きていくうえでの重荷というよりそれにより家族の絆が強く結びついているように描かれているし、作品内でも父親が「耳が不自由なのは個性だ」と言っているように家族はとても前向きな印象。
ラストに訪れる人生の岐路で歌われた歌に、歌を聴くことの出来ない愛する家族への思いに胸が熱くなる。

ムーンライズキングダム

男性/47歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2015-11-23 02:35

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