映画『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』を鑑賞
パリのメニルモンタンを舞台にその街で冴えない日々を過ごす男の恋を描いています。
日常で起こる出会い、別れ、再会、そして、恋。
これらをいくつものパートに分け、積み重ねられる2つの秋と3つの冬を※モノローグを駆使して物語を紡ぎあげていきます。
※(他の登場人物がいるにもかかわらず、その人物には聞こえない設定で、観客に向かって語りかける台詞で今作品では心情やそのシチュエーションの説明を俳優がカメラ目線で行っています)
パリに住む人だからといって全ての人々がロマンチックな時を過ごしているわけではない。冴えない日常を送りながらも心のどこかで素敵な奇跡を待ち望んでいるのは万国共通、そして、その望みを捨てない者がその光を手にするということなのかな。運命は静かに流れながらも唐突に動き、幸せは誰かと結ばれることでしか手にできず、築き上げるにはお互いが絶え間なくその関係のための努力が必要となることが見えてきました。
ムーンライズキングダム
男性/47歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2015-12-31 20:03