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映画『ひつじ村の兄弟』を鑑賞

昨年のカンヌ映画祭で「ある視点」部門のグランプリを受賞した作品(日本からは、「岸辺の旅」、「あん」が出品)
タイトルからほんわかしたストーリーを期待すると裏切られます。
アイスランドの村を舞台に畜産農家の厳しさと40年も絶縁している兄弟のお話だからです。
牧歌的な村に突如起きた危機。そこから村人が直面する羊が好きだからこその苦悩、兄弟の抵抗、そして、産み出された「秘密」。
羊と人間、兄弟の「絆」を軸に製作されたこの作品は、ユーモアを交えつつ厳しい現実を前にそれでも生きるという人々の意地も描いてます。
雄大な景色を覆いつくす雪は現実の厳しさを印象付けるが、登場する羊と牧羊犬が雰囲気を和らげる。
2014年の「馬々と人間たち」に続きアイスランドの作家は自国の(風土、特徴というか)武器を生かし魅了する作品を届けてくれました。

ムーンライズキングダム

男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-01-02 21:54

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北欧など北国の映画は結構厳しい内容ですが、風景の美しさに感動させられますね。逆に最近、多いアラブ圏の映画は息の詰まるような緊張感に苛まれる映画が多いですね。

貞っ子

男性/59歳/東京都/会社員
2016-01-02 22:24

『少女は自転車に乗って』あたりは毛色が違いますがやはり国内情勢が反映されるからでしょうね。

ムーンライズキングダム

男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-01-02 22:35