社員掲示板

映画『独裁者と小さな孫』を鑑賞

独裁政権下のとある国、大統領は圧政をしいて国民を押さえつけてきたがある日起きたクーデターで失脚し、孫を連れ逃亡の旅に。
変装のため軍服を脱ぎ捨て、ボロボロの衣類に身を包み、必死の思いで「生」にしがみついていく。
逃亡の道中で自身の圧政のため貧困にあえぐ者、クーデターの争乱で難民となる者、政治犯にされ人生を奪われた者を目の当たりにし、大統領の胸中に様々な思いが沸き上がっていくように見える。
そして、事態を理解できない無邪気な孫の一言一言が何気に確信をつき大統領を絶句させる場面も。
憎悪の先にあるものは暴力なのか、赦すことの出来ない相手を前に人々はどんな選択をするのか。
世界では独裁者を倒しても、暴力の渦中にある国は未だにあり、負の連鎖が止まることはない。
大統領を「怪物だ」と叫ぶ民の憎しみに満ちた表情も怪物のそれだった。
作品は人の心が持つ平和の道筋への可能性を示す。

ムーンライズキングダム

男性/47歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-01-04 20:20

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あーー-!!私が見たかった映画ですε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

よしあゆ

女性/29歳/東京都/看護師
2016-01-04 20:40

鑑賞に行くときは早めに劇場に行って席を押さえたほうがいいですよ。今日もほぼ満席になりましたから。前日に買えれば楽ですよ。
いろいろな意味でタイムリーな作品です。

ムーンライズキングダム

男性/47歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-01-04 20:49