エリーのハードボイルド日記　その拾玖其の弐

遡ること、２時間前...。
俺は、リビングでくつろぎながら、テレビを観ていた...。

うつらうつらしながら、テレビを観ていると、フッとテレビが消え、ヤツが目の前に立ちはだかっていたのだ。
まさに、鬼の形相とは、あの表情を表現するためにをあるのだろう。

え？なんだよ。観てたのに...。
え？寝てただろ？
いやいや、観てましたって。。
え？怠け者？いや、だって休みだし、洗い物して子供も寝たし...。
外...で頭を冷やしてこい？
いや、確かにちょいと寝てましたけど...。
...はい。ちょいと外に出てきます。

そして、チェーンはかけられたのであった。

そんなこんなで、俺は、家なき子。
この夜をさまよう旅人となったのである。

...同情するくらいなら、お金をください！

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