エリーのハードボイルド日記 その弍拾参
人をどれだけ誉められるか、だと思う。
言い換えれば、どれだけやっかむ気持ちを、自分のプラスに転換できるか。
ただ、一点の曇りもなく喜びを共有できるか。
他人の幸せをみて、どこか羨む気持ちがあるなら、まず認めて誉めることが大切だ。
自分より優れたものに出会った時、それをいかに受け入れて自分のために生かせるか、それが男としての度量の広さを試される時だ。
俺から言わせれば、嫉妬や怨みつらみ妬みひがみ嫉み...それらにとらわれていると、人生において無駄なひとときを過ごしているようなものだ。
俺は、「俺はまだ本気出してないもんねー。」なんて、言い訳なんてしない。
言い訳は恥だと思っている。
そんなこんなで、俺は行きつけのコンビニで買い物をしている。
このコンビニには、俺のお気に入りのなっちゃん(夏菜ちゃんに似ているので、俺は勝手に心の中でそう呼んでいる)がいる。
毎日決まった時間にやって来て、センスのある買い物をしていく、ステキなおじ様。
彼女にとっての俺は、差し詰めそんな存在だろう。
ふっふっふ。
俺は、なっちゃんの視線を意識しながらセンスのあるものを探す。
そして、タイミングを見計らい、なっちゃんの待つレジへ。
!!!??
前の客が、宅急便も!?
「お次の方、こちらのレジへどうぞ~」
もう一つのレジから、笑顔の爽やかなイケメンが俺に声をかけた。
俺は、もう一度買い物をし直すタイミングを見失い、しぶしぶイケメンレジへ...。
買い物を終えた俺が、コンビニの外から店内を振り返ると、なっちゃんとイケメンが談笑しているのが見えたのだった。。。。
ムキー(>_<)悔しいけど、お似合いだぜ!
なっちゃん。。。幸せになれよ。
エリーマイラヴ
男性/46歳/東京都/総帥(so sweet)
2016-01-27 21:19