エリーのハードボイルド日記 その弐拾伍
固定観念を棄てることだと思う。
今、自分の中にある「正しさ」が本当の正しさだと思ったら、大間違いだ。
正しさというものは、時代と経験によって変わるもの。俺は、身をもってそのことを体験してきている。
だが、固定観念ってのは、なかなか棄てきれるものではない。
物事には、いろんな側面があり、必ずしも見ている世界が全てでは、ない。
様々な角度があり、様々なものの見方がある。
いっそのこと、俺が法律を作れるならば、どんなにいいだろう?
世界は、滅茶苦茶になるか?いや、そうはさせない。
人の考えや思いは、人それぞれだ。
何なら、その人そのものが、「正しさ」を決める存在であって欲しい。
もっと言えば、全ての人が「正しさ」を求める存在であって欲しい。
誰もその人になれはしないが、それぞれの「正しさ」を擦り合わせて生きている。
そこで必要なのが、固定観念を棄てることなんだと思う。
加えて言うが、「心」ってものは自由だ。
思いは、何処へでも行けるし、何にでもなれるはずだ。
そこで、「言葉」という壁に突き当たる。
「言葉」になると、受け取る側の「正しさ」に関わってくるから、言葉なんて超えてしまえばいいんだって、いつも思う。
自分が思う「正しさ」なんて、言葉にすれば誰かの不快になり得るし、逆もまた然り。
本当に気を付けなければならない。
ただ、声を大にして言いたいのは、今ある規範が、俺の全てでは、ないということだ。
そんなものは、たやすく覆る。
時代や災害や事件や事故や...そんなもので、いともたやすく。
おっと。電話だ。ちょっと待ってろ。
おう。どうした?
お、おう。。。。はい。
え?迎えに来い?いやぁ、先程、ビールをば頂いちゃいましてね。。。。運転はちょっと。。。
え?役立たず?
...ちょいちょい!それは聞き捨てならんぞ。
...いえ...はい。
タクシーで帰る??
...はい。いや、最初からそうして...いえ、お気をつけて帰ってくださいね。
...え?あなた誰?
あ、タクシーの運転手さん?
え?道案内?
あ、その坂を下って突き当たったら右に曲がってですね...って!今から住所、言いますね!!
エリーマイラヴ
男性/46歳/東京都/総帥(so sweet)
2016-02-13 22:57