『我慢』でいろいろ思ったこと

我慢は社会人にかかわらず生きていくうえで大事なことです。
技術や知識の向上という目的のための課程に我慢は付き物でこれは避けてはいけない。
でも、我慢の「しどころ」の見極めが難しいシチュエーションも人生では多々あります。
例えば、人間関係の絡み、会社の組織に属している立場上などで我慢に対して疑問を持つことが出てくることはあります。
その「我慢」をしたことによりその後信頼を得て、評価に繋がれば良いのですが、時としてその我慢が泥沼にはまる結果になることも。
この辺りは我慢を美徳とする国民性が少なからず我慢の判断を難しくしてしまう要因にもなっていると思います。
我慢をするか、しないかだけでなく分かち合うという選択肢を使えれば人生の道程を前を向いて歩いて行けるのだけど、見た目だけの豊かさを追い求めてしまった結果、内面の豊かさを見失った現代においては我慢の本質は離れてしまい、統制の目的によるマインドコントロールのようなものになってしまったのは悲しい。

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