映画『不屈の男 アンブロークン』を鑑賞
本作品は実在の人物ルイ・ザンペリーニさんの第二次大戦時の捕虜生活から解放までをメインに描いた半生の映画です。
(幼少の頃から陸上のアスリートとなりベルリンオリンピック出場という人生の歩みを織り交ぜてます)
以前TFMのタイムラインでも取り上げられたり、上映に際し論争が巻きおこるなどあり様々な意味で注目の作品でしたが個人的には何故この作品が反日と騒がれたのか?と感じました、これが戦争なのです。
描いていたのは「反日」というより「反戦」ではないでしょうか。
そして、「憎しみ」よりも「赦し」が未来を創ることもみえてきました。
出来れば解放後のPTSDを乗り越える辺りも描いて欲しかったかな。
この作品に対する一部の反応は世界に先の大戦に対しての向き合う姿勢、視点の甘さを感じさせてしまった気がします。
しかし、その逆風の中、作品の真意を受け止め勇気を持って公開を決断した映画館に拍手を贈りたいです。
あと、演技初挑戦で奮闘したMIYABIにも拍手。
エンドロールまで席を立たず鑑賞してください、素晴らしいエピローグが待ってます。
いつかこの国でも創って欲しい、議論を巻き起こす苦い味の先の大戦を扱う作品を、ドイツが創ったように。
ムーンライズキングダム
男性/47歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2016-02-21 21:56